漸う(読み)ヨウヨウ

デジタル大辞泉 「漸う」の意味・読み・例文・類語

ようよう〔やうやう〕【漸う】

[副]ようやく」の音変化。「走り通しで漸う間に合った」
「春はあけぼの、―しろくなり行く、山ぎは少しあかりて」〈・一〉
[類語]えんやらやっとやっとのことでどうにかこうにかどうにかやっとようやくようやっと何とかかろうじてからくも危うくすんでのところでやっとこさ間一髪どうかこうかかつがつどうやらこうやら曲がりなりにも危なくすんでのことあわや九死に一生を得るすれすれまだしもまだまあまあまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずかすかすどうやらなんとかかんとかそこそこそれなり増し次善セカンドベストベター及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android