激流(読み)ゲキリュウ

デジタル大辞泉 「激流」の意味・読み・例文・類語

げき‐りゅう〔‐リウ〕【激流】

勢いのはげしい流れ。はげしく変化する物事のたとえにもいう。「激流を下る」「時代激流にもまれる」
[類語]急流奔流濁流懸河水流清流緩流放流放水貫流合流蛇行流れる流動する流通する流出するける通う・流れ下る・押し流す逆巻く渦巻く淀む

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精選版 日本国語大辞典 「激流」の意味・読み・例文・類語

げき‐りゅう‥リウ【激流】

  1. 〘 名詞 〙 川の水などがはげしく流れること。また、その流れ。比喩的に、物事の勢いのはげしいさまにもいう。急流。早瀬。激湍(げきたん)
    1. [初出の実例]「歌是飛塵曲。絃即激流声」(出典:懐風藻(751)宴長王宅〈境部王〉)
    2. 「此河は昔より、かたの如き激流(ゲキリウ)にて石も流るるばかりなれば」(出典:宝の山(1891)〈川上眉山〉一)
    3. [その他の文献]〔謝霊運‐聚沫泡合賛〕

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デジタル大辞泉プラス 「激流」の解説

激流〔映画〕

1944年公開の日本映画監督原作渋谷実家城巳代治、原作・脚色森本薫撮影:西川亨。出演高峰三枝子小沢栄太郎丸山定夫水戸光子杉村春子、東山千栄子ほか。

激流〔戯曲〕

長野精一による戯曲。1955年、第1回新劇戯曲賞(のちの岸田国士戯曲賞)にて奨励賞受賞。

激流〔雑誌〕

国際商業出版株式会社が発行する業界・技術専門誌。流通に関する情報紹介。毎月1日発売。

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普及版 字通 「激流」の読み・字形・画数・意味

【激流】げきりゆう

急流。

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