火の出るよう(読み)ひのでるよう

精選版 日本国語大辞典 「火の出るよう」の意味・読み・例文・類語

ひ【火】 の 出(で)るよう

① 恥ずかしさや怒りなどで、顔が真っ赤になるさま。火のよう。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「最初は火の出る様に怒って居たが」
② 激しい勢いで行なうさま。
※日本野球史(1929)〈国民新聞社運動部〉三田一高を破る「火(ヒ)の出(デ)るやうな練習を行った」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「火の出るよう」の意味・読み・例文・類語

るよう

怒りや恥ずかしさで顔をひどく赤らめるさま。火のよう。「顔から火の出るような思いをした」
激しい勢いで行われるさま。「火の出るよう論戦

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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