火の用心(読み)ヒノヨウジン

デジタル大辞泉 「火の用心」の意味・読み・例文・類語

ひ‐の‐ようじん【火の用心】

火事を出さないように、火の元に注意すること。

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精選版 日本国語大辞典 「火の用心」の意味・読み・例文・類語

ひ【火】 の 用心(ようじん)

  1. 火元を注意すること。火災を起こさないように気をつけること。また、夜番が呼び歩いた語。火あやうし。ひようじ。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「つなきし犬のかしましき声 御用心火の用心と夕ま暮」(出典:俳諧・望一後千句(1652)一)

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デジタル大辞泉プラス 「火の用心」の解説

火の用心

日本テレビドラマ放映は日本テレビ系列(1990年7月~9月)。全11回。脚本倉本聰出演:石橋貴明、木梨憲武、後藤久美子、桃井かおりほか。老舗蕎麦屋を舞台とするホームコメディー

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世界大百科事典(旧版)内の火の用心の言及

【タバコ入れ(煙草入れ)】より

…用布はラシャ,織物,革類である。また庶民の間では〈火の用心〉といって,祭礼のときに子どもが腰に下げるような油紙製のタバコ入れも用いられた。このほか桐や桜材をえぐった〈とんこつタバコ入れ〉や革製のきんちゃく形なども用いられた。…

※「火の用心」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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