火止め(読み)ひどめ

精選版 日本国語大辞典 「火止め」の意味・読み・例文・類語

ひ‐どめ【火止・火留】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 石油原油を分留し、引火しやすい成分を除いて、引火点を高くすること。
  3. ひどめせきゆ(火止石油)」の略。
    1. [初出の実例]「いえ火止(ヒドメ)ランプをお使ひなされば」(出典:歌舞伎・水天宮利生深川(筆売幸兵衛)(1885)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android