烏帽子魚(読み)えぼしうお

精選版 日本国語大辞典 「烏帽子魚」の意味・読み・例文・類語

えぼし‐うお‥うを【烏帽子魚】

  1. 〘 名詞 〙 ( カツオノエボシ電気クラゲ)が、カツオとともにいることが多いことから ) 魚「かつお(鰹)」の異名。えぼうしうお。えぼし。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「秋鰹 折もよき秋のたたきの烏帽子魚かま倉風にこしらへてみん」(出典:狂歌・徳和歌後万載集(1785)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android