無印良品(読み)むじるしりょうひん

百科事典マイペディア 「無印良品」の意味・わかりやすい解説

無印良品【むじるしりょうひん】

1980年から発売された西友の自社開発商品。良品計画(株)が運営。〈無印〉つまりノーブランド商品という名のもと,包装を簡素化し商品自体のデザインをシンプルにすることで,生産工程の手間を省き,低価格の商品を実現した。衣料品,日用品,食品,自転車,家具など生活に関わる商品を幅広く扱う。生成(きな)りの素材感を活かした商品や,白や紺の単色などの衣料品,透明な袋にシールを貼っただけの包装が特徴的。商品だけでなく,店舗インテリアネーミング,広告など一貫したコンセプトのもとで展開し〈生成りの感覚の自然さ〉をライフ・スタイルとして提示した。1983年青山に第1号店がオープンし,ノーブランドという戦略が,ブランド・ブームを逆手にとった形で大衆に受け入れられていった。英国香港などでも〈MUJI〉というブランド名で発売され,人気を博している。

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デジタル大辞泉プラス 「無印良品」の解説

無印良品

スーパーマーケットの西友が企画・開発し、1980年より販売開始した、食品、衣料品、家庭用品などのプライベートブランド。1989年、株式会社良品計画として独立したが、ブランド名は継続。「MUJI」のブランド名で、海外でも店舗を展開している。

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