無比(読み)ムヒ

デジタル大辞泉 「無比」の意味・読み・例文・類語

む‐ひ【無比】

[名・形動]他に比べるものがないこと。たぐいないこと。また、そのさま。無類無双無二。「当代無比な(の)力士」「正確無比」「痛快無比
[類語]唯一無双無類無二比類の無い・類が無い・類を見ない・比べ物にならない・並び無い・例えようも無い・底知れない単数単一単独単身単発単品又と無い比類ない類いまれ又無いめった千載一遇時機機会チャンス好機時節頃合い頃おいときおり機運潮時潮合い時宜機宜適期てっき時分時分どき商機勝機戦機タイミング得難いまれかけがえのない希有けう盲亀もうき浮木ふぼく一期一会いちごいちえ見せ場決め所思いがけない思いがけず待てば甘露の日和ひよりあり折よく僥倖ぎょうこうここぞ一世いっせ一代最初で最後図らずも決定的瞬間契機

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精選版 日本国語大辞典 「無比」の意味・読み・例文・類語

む‐ひ【無比】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 古くは「むび」とも ) 他にくらべるものがないこと。たぐいないこと。また、そのさま。無二。無類。
    1. [初出の実例]「亦如上歎一レ色無比無尽也」(出典:勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章)
    2. 「然るに対馬は朝鮮海峡の東辺に於ける無比の良地にして」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉四)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐馬援伝〕

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普及版 字通 「無比」の読み・字形・画数・意味

【無比】むひ

くらぶべきものがない。

字通「無」の項目を見る

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