無限軌道(読み)ムゲンキドウ

デジタル大辞泉 「無限軌道」の意味・読み・例文・類語

むげん‐きどう〔‐キダウ〕【無限軌道】

キャタピラー

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精選版 日本国語大辞典 「無限軌道」の意味・読み・例文・類語

むげん‐きどう‥キダウ【無限軌道】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 車輪の代わりに、前後輪無端ベルトを掛け、回転させて走行する装置。また、そのベルト。キャタピラ。〔新しき用語の泉(1921)〕
  3. 無限に続く軌道。円・楕円などを描く軌道。
    1. [初出の実例]「馬はこれに縛りつけられて、固定した一点を中心にして無限軌道を描き」(出典:シベリヤ物語(1950‐54)〈長谷川四郎〉馬の微笑)

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百科事典マイペディア 「無限軌道」の意味・わかりやすい解説

無限軌道【むげんきどう】

キャタピラ

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デジタル大辞泉プラス 「無限軌道」の解説

無限軌道

米国の作家ポール・アンダースンの長編SF(1961)。原題《Orbit Unlimited》。

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世界大百科事典(旧版)内の無限軌道の言及

【キャタピラ】より

…車両用走行装置の一種で,無限軌道または履帯ともいう。1801年イギリスのトマス・ジャーマンによって発明されたが,実用化されたのは1904年アメリカのホルト社が農耕用トラクターの走行装置として使用したのが最初といわれている。…

※「無限軌道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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