熟慣(読み)じゅっかん

精選版 日本国語大辞典 「熟慣」の意味・読み・例文・類語

じゅっ‐かんジュククヮン【熟慣】

  1. 〘 名詞 〙 十分に慣れること。慣れて巧みなこと。
    1. [初出の実例]「これまで其事をかねしが、寄合のともがら巡察に熟慣せしをもて今より後、使番よりかぬる事をとどめらる」(出典:徳川実紀‐元文四年(1739)二月一二日)
    2. [その他の文献]〔福恵全書‐刑名部〕

じゅく‐かん‥クヮン【熟慣】

  1. 〘 名詞 〙じゅっかん(熟慣)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「熟慣」の読み・字形・画数・意味

【熟慣】じゆつかん

なれる。

字通「熟」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android