燻製(読み)クンセイ

デジタル大辞泉 「燻製」の意味・読み・例文・類語

くん‐せい【×燻製/薫製】

魚や獣の肉を塩漬けにし、ナラカシなど樹脂の少ない木くずをたいた煙でいぶし、乾燥させた食品。特殊の香味をもち、保存性がある。「サケ燻製

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精選版 日本国語大辞典 「燻製」の意味・読み・例文・類語

くん‐せい【燻製・薫製】

  1. 〘 名詞 〙 豚、鮭、鰊(にしん)など獣や魚の肉を塩漬けにして燻製室につるし、煙でいぶして乾燥させること。また、その食品。特殊な香味をもち、貯蔵にも適している。燻乾。
    1. [初出の実例]「これ燻製の鰊よ」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上)

燻製の補助注記

薫製」は「燻製」の書き換え。

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栄養・生化学辞典 「燻製」の解説

燻製

 (1) 木材を燃焼させその煙にさらした食品.防腐効果のほか,独特の香り,味などを付与することができる.(2) (1) の食品を作る方法

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

普及版 字通 「燻製」の読み・字形・画数・意味

【燻製】くんせい

燻焼の肉。

字通「燻」の項目を見る

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