版位(読み)はんい

精選版 日本国語大辞典 「版位」の意味・読み・例文・類語

はん‐い ‥ヰ【版位】

色葉字類抄(1177‐81)「版位 朝廷分 ハムヰ」

へん‐い ‥ヰ【版位】

〘名〙 =へん(版)令義解(718)〕 〔十巻本和名抄(934頃)〕

へん‐に ‥ヰ【版位】

〘名〙 (「へんい」の連声) =へん(版)

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デジタル大辞泉 「版位」の意味・読み・例文・類語

へん‐に〔‐ヰ〕【版位】

へんい」の連声れんじょう

へん‐い〔‐ヰ〕【版位】

へんにしるされた順位。へん。はんい

はん‐い〔‐ヰ〕【版位】

へんい(版位)

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普及版 字通 「版位」の読み・字形・画数・意味

【版位】はんい(ゐ)

位碑。また、参列者の位置表示の標。〔唐書、礼楽志一〕禮部書とと從ひ、皇、版位に至り、西向して立つ。

字通「版」の項目を見る

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世界大百科事典 第2版 「版位」の意味・わかりやすい解説

へんい【版位】

版によって定められた位階の列次。版とは朝廷での儀式のとき,参列者のおのおのの座席の位置を示すために目印として置かれた木製の板。律令規定によれば,その大きさは7寸(約21cm)四方で厚さ5寸(約15cm)の板に皇太子以下,諸臣百官の位階を漆で書くとある。10世紀半ばの藤原師輔の《九暦》には〈版に就く〉という例が散見し,また藤原道長の《御堂関白記》には〈版位を取るべし〉といった記事がある。そのほか年中行事にかかわるものとして正月白馬節会あおうまのせちえ)では〈少納言,逢春門より入りて版位に就く〉などの例もある。

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