牛乳殺菌法(読み)ぎゅうにゅうさっきんほう

百科事典マイペディア 「牛乳殺菌法」の意味・わかりやすい解説

牛乳殺菌法【ぎゅうにゅうさっきんほう】

牛型結核菌などの病原菌を殺菌し,しかも牛乳風味栄養価を落とさないように種々の方法が用いられている。1.低温保持殺菌法(LTLT法。62〜65℃で30分間),2.高温短時間殺菌法(HTST法。72℃以上で15秒以上),3.高温長時間殺菌法(HTLT法。75℃以上で15分以上),4.超高温殺菌法(UHT法。120〜150℃で数秒間)。なおLL(ロングライフ)牛乳というのは,135〜150℃で数秒間加温しほぼ滅菌状態にしたのち紙容器に無菌充てんしたものである。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む