精選版 日本国語大辞典 「物性物理学」の意味・読み・例文・類語
ぶっせい‐ぶつりがく【物性物理学】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
物質の巨視的な性質について,微視的な原子・分子の立場から研究を進める学問をいう.物理学は普通,原子・分子からさらに小さい基本的粒子へと研究を進めていく,いわゆる原子核・素粒子論と,その逆の方向に研究を進める物性物理学の二つに大別される.後者は1950年ころまでは物性論といわれてきたが,その内容がいちじるしく豊富になった今日,物性物理学とよばれるようになった.外国語にはこれにあたる適切なことばがない.最近,アメリカで使われていることばmaterial scienceの内容がそれに近い.物質の構造,またその力学的,熱的,電気的,磁気的諸性質は,理論的・実験的に多数の分野に分かれて研究がなされている.理論的研究の面では,量子力学と統計力学が基礎になっている.実験的研究では,電磁波と物質との相互作用に対する光学的測定,広範囲にわたる温度領域・圧力領域・磁場領域に対する物質の諸性質の測定,電子線・中性子線の回折や照射効果の測定などきわめて多種多様である.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
常に身に迫る一触即発の危険な状態をいう。シラクサの僭主ディオニュシオス1世の廷臣ダモクレスが王者の幸福をたたえたので,王がある宴席でダモクレスを王座につかせ,その頭上に毛髪1本で抜き身の剣をつるし,王...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新