デジタル大辞泉 「特別永住者」の意味・読み・例文・類語 とくべつ‐えいじゅうしゃ〔‐エイヂユウシヤ〕【特別永住者】 第二次大戦以前から日本に住み、昭和27年(1952)サンフランシスコ講和条約により日本国籍を離脱した後も日本に在留している台湾・朝鮮半島出身者とその子孫。入国管理特例法によって永住資格が認められている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「特別永住者」の意味・わかりやすい解説 特別永住者とくべつえいじゅうしゃ 第2次世界大戦終戦前から引き続き居住している在日韓国人・朝鮮人・台湾人およびその子孫の在留資格。従来,これらの人の在留資格については複雑に分かれていたが,日韓法的地位協定に基づく協議が最終的に決着したのをうけ,1991年に「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法」 (平成3年法律 71号) が定められ,特別永住者として在留することになった。特別永住者については,再入国許可の有効期間の特例,退去強制事由の限定など出入国管理及び難民認定法の特例が認められている。 2001年末現在,特別永住者は 50万 782人である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報