精選版 日本国語大辞典 「独吟」の意味・読み・例文・類語
どく‐ぎん【独吟】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
邦楽用語。唄(うた)い手1人でうたうこと。能にもこの用語があり、能では略式の演奏形式の一つで、比較的長い聞かせどころを囃子(はやし)を伴わずに1人で謡(うた)うことをいうが、一般には長唄において用いる。この場合は全曲を1人でうたうことをいい、独吟でうたわれるものを「独吟物」と称することもある。独吟物には「めりやす物」とよばれるものすべてのほかに『都鳥』『松の緑』などが含まれる。「めりやす物」とは、一挺(いっちょう)の三味線と1人の唄い手によって演奏される短い曲で、三下りの、哀調を帯びたものが多い。おもに歌舞伎(かぶき)の下座(げざ)音楽から生まれたもので、愁嘆や述懐、色模様などの俳優のしぐさの背景音楽として用いられた。『傾城無間鐘(けいせいむけんのかね)』『五大力(ごだいりき)』『黒髪』『もみぢば』などが代表的である。元来は長唄の曲の一部分が用いられることが多かったが、そのうち、その短い部分が長唄曲として独立したものも数多くある。
[渡辺尚子]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
※「独吟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新