独夜(読み)どくや

精選版 日本国語大辞典 「独夜」の意味・読み・例文・類語

どく‐や【独夜】

  1. 〘 名詞 〙 ひとりで過ごす夜。
    1. [初出の実例]「空山独夜客心摧、蕭颯驚風拂檻回」(出典:鳳鳴館詩集(1791‐99)四・独夜聞暴風)
    2. [その他の文献]〔王粲‐七哀詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「独夜」の読み・字形・画数・意味

【独夜】どくや

独り寝。魏・王粲〔七哀詩、二首、二〕獨夜、寐(い)ぬること能はず 衣を攝(と)りて、(た)ちて琴を撫す

字通「独」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android