独眼(読み)どくがん

精選版 日本国語大辞典 「独眼」の意味・読み・例文・類語

どく‐がん【独眼】

〘名〙 一つの目。また、片方の目しか見えないこと。片目隻眼
天国記録(1930)〈下村千秋〉六「主人は、その独眼をギシギシ音のするやうに光らしながら、おきみへ言ひ掛けた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「独眼」の意味・読み・例文・類語

どく‐がん【独眼】

ひとつの目。片目。隻眼せきがん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「独眼」の読み・字形・画数・意味

【独眼】どくがん

片目。〔旧五代史、唐、武皇紀上〕長安を收め、軍勢甚だ雄なり。侯の師皆之れを畏る。武皇、一目眇なり。故に其の時號して獨眼と爲す。

字通「独」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

暖冬

冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止され...

暖冬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android