猛悪(読み)モウアク

デジタル大辞泉 「猛悪」の意味・読み・例文・類語

もう‐あく〔マウ‐〕【猛悪】

[名・形動]荒々しく悪いこと。勇猛で残酷なこと。また、そのさま。
「俊三の―なる誘惑に従ったならば」〈木下尚江良人の自白
[類語]乱暴狼藉ろうぜき無法乱行らんぎょう蛮行ばんこう暴状暴挙暴行暴力・腕力沙汰ざた荒くれ粗暴凶暴狂暴野蛮

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精選版 日本国語大辞典 「猛悪」の意味・読み・例文・類語

もう‐あくマウ‥【猛悪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) たけだけしくてわるいこと。勇猛で残酷なこと。また、勢いのあらあらしいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「公を背きて恣に猛悪を施す」(出典:将門記(940頃か))

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普及版 字通 「猛悪」の読み・字形・画数・意味

【猛悪】もうあく

はげしくて悪い。

字通「猛」の項目を見る

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