日本建築において、屋根の大棟(おおむね)両端や、降(くだり)棟・隅(すみ)棟などの端につく棟飾りの一つ。頂部に円筒状の経(きょう)の巻(まき)を3本あるいは5本のせる。獅子口の正面上方にある山形の筋(すじ)を綾(あや)筋またはシメ筋という。獅子口は『年中行事絵巻』に描かれており、すでに平安時代には用いられていたことが知られる。一般に檜皮葺(ひわだぶ)き・杮葺(こけらぶ)きの屋根で、棟を瓦(かわら)積みにした場合の棟飾りに用いられる例が多く、「紫宸口(ししんぐち)」「御所棟鬼瓦」ともいわれる。
またこれとは別に、置き花や掛け花に用いられる竹製の一重(いちじゅう)切りの花器の一つで、獅子の口状に生(い)け口を大きくあけたものも、獅子口といっている。
[工藤圭章]
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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