独立した鉱物種ではなく、多くはニッケルを含む蛇紋石である。まれにはクリノクリソタイル(繊維蛇紋石)のマグネシウムをニッケルで置換したペコラ石、リザード石(蛇紋石の一種)のマグネシウムをニッケルで置換したヌポア石、セピオ石のマグネシウムをニッケルで置換したファルコンド石を含むことがある。塊状、土状、乳房状などで、乾燥して粉末になりやすい。硬度2~3。緑色で、ニッケルの多いものほど鮮やかになる。風化した蛇紋岩中に産し、ニッケルの重要な鉱石となる。オセアニアのニュー・カレドニアが主産地で、英名はここでニッケル鉱物を発見したフランスの技師ガルニエJules Garnier(1839―1904)にちなむ。
[松原 聰]
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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