ボールを使って行うゲーム。投げる、打つ、つかむといった人類の本能に根ざしたスポーツである。古代ギリシアでも球技をスファイリセイスと称し広く奨励されていた。床に弾ませて落下してくるボールを競い取るウーラニアや、現代のラグビーに近いと思われるハルパストンなど多くの種類があった。
現代の球技は、各種の器具を使ってボールを扱うものと、そうでないスポーツにいちおう分類できよう。ホッケー、アイスホッケー、ゴルフ、ポロ、クリケット、野球などは棒(スティック、バット)を使い、テニス、スカッシュ、バドミントンなどはラケットを、ラクロスやハイアライなどはそれぞれ独自の器具を用いる。器具を使わないでボールを扱う球技では、おもに手でボールを扱うハンドボール、バレーボール、バスケットボール、水球が、また、足でおもに扱うサッカーなどもあるが、併用するものも多く、分類はむずかしい。
[石井恒男]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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