産院(読み)サンイン

デジタル大辞泉 「産院」の意味・読み・例文・類語

さん‐いん〔‐ヰン〕【産院】

出産をたすけ、妊産婦新生児世話手当てをする医院
[類語]病院診療所療養所サナトリウムクリニックホスピス医院

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「産院」の意味・読み・例文・類語

さん‐いん‥ヰン【産院】

  1. 〘 名詞 〙 妊婦産婦、新生児をとり扱う医院。〔新しき用語の泉(1921)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「産院」の意味・わかりやすい解説

産院
さんいん

病院のうち主として産婦人科小児科診療を行う場合に認められる呼称で、とくに使用に対する制限はない。しかし、診療所、助産所にあっては産院という名称は使用できない。産院はおもに大都市にあり、公的病院として開設されており、入院経費は安く、取扱い分娩(ぶんべん)件数も多い。

[尾崎恭輔]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android