昭和・平成期の小説家,翻訳家
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
小説家、翻訳家。東京生まれ。東京大学哲学科中退。第二次世界大戦中、中国大陸を兵士として転戦、敗戦後復員して、東京大学に入学。新宿のストリップ劇場で働き、そこに集まる群衆と踊り子の生態をユーモラスに描いた随筆で認められた。1979年(昭和54)7月『浪曲師朝日丸の話』『ミミのこと』で第81回直木賞、同年9月『ポロポロ』で第15回谷崎潤一郎賞を受ける。小説にはほかに『自動巻時計の一日』(1971)、『幻の女』(1973)、『乙女島のおとめ』(1974)、『香具師(やし)の旅』(1979)、『海辺でからっぽ』(1986)などがあり、一見とぼけた軽い文体でつづられた私小説風だが、その〈私〉を突き抜けたところに展開する〈私〉の孤独に、この人ならではの魅力がある。
[古林 尚]
『『自動巻時計の一日』(1971・河出書房新社)』▽『『ポロポロ』(中公文庫)』
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出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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