田猟(読み)デンリョウ

デジタル大辞泉 「田猟」の意味・読み・例文・類語

でん‐りょう〔‐レフ〕【田猟】

狩りをすること。狩猟

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精選版 日本国語大辞典 「田猟」の意味・読み・例文・類語

でん‐りょう‥レフ【田猟】

  1. 〘 名詞 〙 野に出て狩りをすること。また、その狩り。狩猟。
    1. [初出の実例]「又聞、国郡司等非公事、聚人田猟」(出典:続日本紀‐天平一三年(741)二月戊午)
    2. 「或は詩歌管弦に数寄、或博奕田猟を好み」(出典:梵舜本沙石集(1283)四)
    3. [その他の文献]〔孟子‐梁恵王下〕

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普及版 字通 「田猟」の読み・字形・画数・意味

【田猟】でんりよう(れふ)

かり。〔三国志、呉、張昭伝〕(孫)田獵するに、常に馬に乘りて虎を射る。虎常にして馬鞍を攀持(はんぢ)す。~乃ち射虎車を作る。方目を爲(つく)り、に置蓋(ちがい)せず。~時に群の獸り、~(つね)に手して、以て樂しみと爲す。

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