申告(読み)しんこく

精選版 日本国語大辞典 「申告」の意味・読み・例文・類語

しん‐こく【申告】

〘名〙
① 申し告げること。
国民法令規定により、行政官庁一定事項を明らかにして申し出ること。「確定申告
国税徴収法(明治三〇年)(1897)四条納税管理人を定め政府に申告すへし」
③ もと軍隊の服務規定により、任免等の異動があったとき、直属上官にその旨を申し出ること。
※鶏(1909)〈森鴎外〉「その頃は申告の為方なんぞは極まってゐなかったが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「申告」の意味・読み・例文・類語

しん‐こく【申告】

[名](スル)
申し告げること。「選手の交替申告する」
国民が法律上の義務として、官庁などに一定の事実を申し出ること。「一時所得として申告する」「確定申告
[類語]届け届け出申し出申し入れ願書

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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