画策(読み)カクサク

デジタル大辞泉 「画策」の意味・読み・例文・類語

かく‐さく〔クワク‐〕【画策】

[名](スル)はかりごとをめぐらすこと。ひそかに計画を立てること。また、その計画。「陰であれこれ画策する」
[類語]陰謀策略計略作戦謀略はかりごと企み策動術策権謀謀計奸策詭計深謀遠謀深慮悪だくみわな機略

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「画策」の意味・読み・例文・類語

かく‐さくクヮク‥【画策】

  1. 〘 名詞 〙 はかりごとをめぐらすこと。計画を立てること。もくろみ。計画。
    1. [初出の実例]「阿善に入て連結の画策を施さんと欲し」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    2. [その他の文献]〔揚雄‐解嘲〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「画策」の読み・字形・画数・意味

【画策】かく(くわく)さく

はかりごとをする。〔史記、魯仲連伝〕魯仲は齊の人なり。奇俶儻(てきたう)の畫策を好み、仕官任を肯(がへ)んぜず。好みて高を持す。

字通「画」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android