加入者が外出などで不在時に電話がかかってきた際、電話機を自動的に通話開始状態に切り換え、あらかじめ録音してある応答用メッセージで応答し、着信用テープやメモリーに相手の用件を録音することができる電話機。また、この基本機能に加えて、メモ帳がわりに通話を録音したり、受話器を置いたまま相手の話を聞くことが可能であったり、リモコン機能がついていて外出先からの電話で録音内容の再生や室内音をモニターするものなど、さまざまな機能が実用化されている。半導体メモリーの容量が増加したため、2000年ごろからは、録音テープのかわりに、音声をデジタル化して、半導体メモリーに記録する方式を用いているものが多い。
留守番電話は、当初、ビジネス用途で利用されてきたが、1985年(昭和60)4月の端末機器の自由化を契機として広く一般家庭に普及した。
[坪井 了・三木哲也]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新