異論(読み)イロン

デジタル大辞泉 「異論」の意味・読み・例文・類語

い‐ろん【異論】

他と違った意見議論異議。「異論を唱える」
[類語]異議異存反対・不賛成・不同意不承知批判抵抗造反対立辞退固辞遠慮難色辞する否む難色を示す首を振る首を横に振るかぶりを振るを唱えるを立てる如何なものか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「異論」の意味・読み・例文・類語

い‐ろん【異論】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他と異なる意見。対立した考え。また、それを表明すること。
    1. [初出の実例]「云以前、云向後、為止異論、募年貢之足、可切出田地」(出典:東寺百合文書‐に・永仁三年(1295)三月八日・地頭中沢基員分田坪付注文案)
    2. 「末学未練のともがら、異論に及ぶべからず」(出典:連理秘抄(1349))
    3. [その他の文献]〔国史補〕
  3. 仏語。正しい教えである仏法に反する考え。〔雑阿含経‐三四

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android