精選版 日本国語大辞典 「疋」の意味・読み・例文・類語 むら【疋・匹】 〘 名詞 〙 巻物にした布帛などを数える単位。[初出の実例]「五色(いつくし)の綵絹(しみのきぬ)各一疋(ムラ)」(出典:日本書紀(720)神功六年三月(熱田本訓)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「疋」の意味・わかりやすい解説 疋【ひき】 (1)織物の長さを表す単位。反物2反分の長さを1疋という。並幅(約36cm)で,長さは22m前後。1疋でおとな用の着物と羽織を対(つい)にして仕立てることが多い。(2)銭を数える呼称。1疋=10文,のち25文となる。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報