疎水(読み)ソスイ

デジタル大辞泉 「疎水」の意味・読み・例文・類語

そ‐すい【疎水/×疏水】

灌漑かんがい給水発電などのため、土地を切り開いてつくった水路。「琵琶湖―」
水になじみにくいこと。水との親和性が弱いこと。⇔親水
[類語]水路掘り割り運河

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精選版 日本国語大辞典 「疎水」の意味・読み・例文・類語

そ‐すい【疎水・疏水】

  1. 〘 名詞 〙 灌漑、給水、舟運、発電などのために土地を切り開いて設けた水路。
    1. [初出の実例]「琵琶湖疏水の源流を過ぎ」(出典:風俗画報‐三二号(1891)あか妻日記)
    2. [その他の文献]〔白居易‐刑礼道策〕

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