痩せ衰える(読み)ヤセオトロエル

デジタル大辞泉 「痩せ衰える」の意味・読み・例文・類語

やせ‐おとろ・える〔‐おとろへる〕【痩せ衰える】

[動ア下一][文]やせおとろ・ふ[ハ下二]やせて衰弱する。「大病をわずらって―・える」
[類語]ひょろっと長身長躯のっぽ背高八頭身ひょろ長い・立っ端がある・ほっそりひょろひょろひょろり細い痩せる細るせ細るける痩せこける痩せさらばえるやつれる憔悴しょうすいする肉が落ちる痩身痩躯細身やせやせっぽちやせぎすスマートスリムか細いほそやか細細ほそぼそ細め極細細作り華奢きゃしゃ細める着やせげっそりすらりすらっとスレンダーソップ形がりがりぎすぎす痩せ枯れる

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精選版 日本国語大辞典 「痩せ衰える」の意味・読み・例文・類語

やせ‐おとろ・える‥おとろへる【痩衰】

  1. 〘 自動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
    [ 文語形 ]やせおとろ・ふ 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 室町時代ごろからヤ行にも活用した ) 痩せて衰弱する。
    1. [初出の実例]「いとささやかなる人の、常の御悩みにやせおとろへ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)真木柱)
    2. 「Yaxevotoroye, uru, eta(ヤセヲトロユル)」(出典日葡辞書(1603‐04))

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