白玉楼(読み)ハクギョクロウ

デジタル大辞泉 「白玉楼」の意味・読み・例文・類語

はくぎょく‐ろう【白玉楼】

中国、唐の詩人李賀りが臨終の時、天帝使いが来て、「白玉楼を完成したので召してその記を書かせよ」との命を告げたという故事から》文人墨客死後に行くといわれる天上宮殿

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精選版 日本国語大辞典 「白玉楼」の意味・読み・例文・類語

はくぎょく‐ろう【白玉楼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国、中唐の詩人、李賀の故事から ) 文人墨客が死後に行くというあの世にある楼閣。玉楼。
    1. [初出の実例]「城主早辞世、忽登白玉楼」(出典:常山文集(1718)二・花歳秋七月十八日)
    2. [その他の文献]〔唐詩紀事‐巻四三〕

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