皮袋(読み)かわぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「皮袋」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ぶくろかは‥【皮袋・革袋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 皮製のふくろ。また、金入れや財布のこと。
    1. [初出の実例]「一人書革袋短冊、少納言進之」(出典:権記‐寛弘八年(1011)一〇月一九日)
    2. 「伊予手箱・筑紫皮籠(かはご)もほしく侍り、せめては浦嶋の子がかはごにまれ、そてのかはぶくろにまれ、貸し給へ」(出典堤中納言物語(11C中‐13C頃)よしなしごと)
  3. 猫をいう。正月などに「ねこ」といわないための忌み詞。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「皮袋」の読み・字形・画数・意味

【皮袋】ひたい

皮の袋。

字通「皮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android