監本(読み)カンポン

デジタル大辞泉 「監本」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぽん【監本】

中国五代以降の国子監校訂、出版した書物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「監本」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぽん【監本】

  1. 〘 名詞 〙 中国での大学に相当する国子監で校訂刊行された書物。五代の後唐にはじまる。
    1. [初出の実例]「覚候処は、監本四書、茅鹿門史記・漢書など有之候」(出典:白石先生手簡(1725頃)一)
    2. [その他の文献]〔石林燕語‐巻八〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「監本」の読み・字形・画数・意味

【監本】かんぽん

国子監の刊本

字通「監」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android