目を配る(読み)メヲクバル

デジタル大辞泉 「目を配る」の意味・読み・例文・類語

くば・る

注意してあちこちを見る。「周囲に―・る」
[類語]注目注視刮目目配り凝視熟視目撃着目着眼直視正視見る眺める見遣みや見詰める見入る見据えるにらむ目に留まる目を留める目を注ぐ目を凝らす目を付ける目を向ける目を呉れる視線を注ぐ目を遣る目にするまじまじじっとじろじろじろりきょろりぎょろりきょときょときょろきょろぎょろぎょろしげしげつくづくはたはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ視一視目する見張る見澄ます虎視虎視眈眈たんたん目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を光らす目を転ずる目が行く目を皿にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目を配る」の意味・読み・例文・類語

め【目】 を 配(くば)

  1. 注意して方々を見る。目くばりをする。
    1. [初出の実例]「越前守色なる人にて、いと興あり、嬉しと思ひて、めをくばりて見渡す」(出典:落窪物語(10C後)三)
  2. 目をやって合図する。目くばせする。
    1. [初出の実例]「とと様のお心がさこそと推量せらるると、表の方へめをくばれば、伊左衛門も首のばし」(出典:浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(1712頃)中)

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