目処(読み)めど

精選版 日本国語大辞典 「目処」の意味・読み・例文・類語

めど【目処】

〘名〙 (「めど(蓍)」と同源か)
① 目ざすところ。だいたいの見当。めあて。目標
史記抄(1477)三「推策とはめどを推てはかるぞ」
談義本・風流志道軒伝(1763)四「散し置たる砂の上、足跡の付をめどにして」
② 近い将来に決着解決がつく見込み。予定。また、その期限
ぼらへそ(1956‐57)〈中野好夫恋愛について「碌に金の入るメドもなかったが」

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デジタル大辞泉 「目処」の意味・読み・例文・類語

め‐ど【目処/目途】

目指すところ。目当て。また、物事の見通し。「九月実施を―に細部を詰める」
[類語]見通し見当読み見込み見極め当て展望予測予想予期目星目標目安方向対象矛先当たり目当て目的標的狙いターゲット計算予定可能可能性有りポシブルポシビリティープロバビリティー将来性蓋然性公算成算心当て望み伸び代予見予知余地予断目算駄目で元元駄目元

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