目取真俊(読み)メドルマシュン

デジタル大辞泉 「目取真俊」の意味・読み・例文・類語

めどるま‐しゅん【目取真俊】

[1960~ ]小説家沖縄の生まれ。本名、島袋正。沖縄で高校の国語教師を務めたのち文筆に専念。沖縄の風土戦争を描き続け、評論も多い。「水滴」で芥川賞受賞。他に小説魂込めまぶいぐみ」「虹の鳥」、評論「沖縄『戦後』ゼロ年」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「目取真俊」の解説

目取真俊 めどるま-しゅん

1960- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和35年10月6日生まれ。生地沖縄県で高校の国語教師をつとめる。そのかたわら沖縄の風土と歴史,過去の戦争と現在とをかきつづけて注目され,平成9年「水滴」で芥川賞,12年「魂込め(まぶいぐみ)」で木山捷平文学賞および川端康成文学賞をうけた。琉球大卒。本名は島袋正。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「目取真俊」の解説

目取真 俊 (めどるま しゅん)

生年月日:1960年10月6日
昭和時代;平成時代の小説家

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android