目時(読み)メドキ

デジタル大辞泉 「目時」の意味・読み・例文・類語

め‐どき【目時】

目のよく見える若い年ごろ。
「我なら―の目にて抜かんものをと思ひながら」〈浮・五人女・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目時」の意味・読み・例文・類語

め‐どき【目時】

  1. 〘 名詞 〙 視力が正しくはっきりしている年ごろ。
    1. [初出の実例]「我なら目時(メドキ)の目にてぬかん物をと思ひながら」(出典浮世草子好色五人女(1686)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android