目睫の間(読み)モクショウノカン

デジタル大辞泉 「目睫の間」の意味・読み・例文・類語

もくしょう‐の‐かん〔モクセフ‐〕【目×睫の間】

距離時間がきわめて近いこと。「目睫の間に迫る」
[類語]手近い程近い近い間近い間近じきすぐ至近近く目前鼻先手が届く指呼しこ咫尺しせき目と鼻の先身近手近卑近身辺そばかたわわき片方かたえ手もと付近近辺近傍近所最寄りもと足元座右左右手回り身の回り・ついそこ・まのあたり目睫もくしょう面前目の前眼前現前目先鼻面はなづら鼻っつら前面正面真ん前手前先方直前

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精選版 日本国語大辞典 「目睫の間」の意味・読み・例文・類語

もくしょう【目睫】 の 間(かん)

  1. きわめて近いところ。また時間が迫っていること。目前。
    1. [初出の実例]「君の容貌言語恍として猶ほ目睫の間に在り」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録七)

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