精選版 日本国語大辞典 「目録」の意味・読み・例文・類語
もく‐ろく【目録】
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一般に、物の名目・分量などを記した文書。またとくに物の贈呈や奥義の授与などの証文をいうことがある。奈良時代、寺院で作成した資財帳(校割帳(こうかつちょう))は目録の古いものである。書物の題名・分量を記した書籍目録、田畑の品等・員数・年貢量などを記した目録、所領に関する文書の目録など多種のものがある。室町時代には物品・貨幣の贈呈に、品目や数量を記して相手に送る文書を目録といった。この目録は、紙を横半分に折った折紙(おりがみ)を用いるのが一般的であったため、折紙ともよばれた。現在も使われる結納(ゆいのう)目録はこの文書の名残(なごり)である。このほか武術、芸道において師匠が弟子に与える免許の名目とその旨を記した証明書も、目録とよばれた。
[百瀬今朝雄]
成立 天明八年
原本 岐阜県岩村町(岩村町郷土館保管松平家文書)
解説 天明八年美濃岩村藩主松平乗保に宛てて出された領知目録。
活字本 「静岡県史」資料編九
成立 天保一〇年
写本 東京都立大学附属図書館蔵水野家文書
解説 天保一〇年浜松藩主水野忠邦に宛てて出された領知目録。
活字本 「静岡県史」資料編九
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…請渡しの品・用件などが簡単であれば覚を必要としないが,数多くあれば個条書き(一つ書)にして,遺漏のないように配慮され,本人が記して託することになる。こうなると,目録のように列挙され,〈已上〉で結ばれ,月日,差出し,充所が具備され,書状形式となる。書状との差異は,冒頭の〈覚〉が記されることである。…
…家康・秀忠・家光3代にわたり区々に発給されていたものが統一的・同時に発給され,大名領知権が将軍の全国的支配権に完全に包含されたことで,将軍権力の強化・確立をもたらしたといえる。大名は甲府・館林・尾張・紀伊・水戸の徳川5家,伊予宇和島と分知吉田の両者朱印状下付を願った伊達家を除いて全部に判物・朱印状・目録が下付された。公家にはすべて,寺社に対しては徳川家2~3代の朱印状所持は全部,1代のみは50石以上に,寺領がなく境内ばかりの朱印状であっても一宗の本寺には朱印状が頒布された。…
※「目録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
常に身に迫る一触即発の危険な状態をいう。シラクサの僭主ディオニュシオス1世の廷臣ダモクレスが王者の幸福をたたえたので,王がある宴席でダモクレスを王座につかせ,その頭上に毛髪1本で抜き身の剣をつるし,王...
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