目離(読み)めかれ

精選版 日本国語大辞典 「目離」の意味・読み・例文・類語

め‐かれ【目離】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「めがれ」とも ) 対象から目が離れること。目を離すこと。見ないでいること。会わないでいること。
    1. [初出の実例]「思へども身をしわけねばめかれせぬ雪のつもるぞわが心なる」(出典:伊勢物語(10C前)八五)
    2. 「はじめより目(メ)がれもせず平八を詠め」(出典浮世草子男色大鑑(1687)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android