直通(読み)チョクツウ

デジタル大辞泉 「直通」の意味・読み・例文・類語

ちょく‐つう【直通】

[名](スル)直接に目的地相手に通じること。「電話直通する」「直通運転」
[類語]直行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「直通」の意味・読み・例文・類語

ちょく‐つう【直通】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 二つの地点間が直接に通じていること。乗物や電話などが、乗換えや中継なしに目的地や相手に通ずること。〔欧米印象記(1910)〕
    1. [初出の実例]「その頃、東京から下ノ関に直通する急行列車は、この時刻に出る第五列車一本しかなかった」(出典:続百鬼園随筆(1934)〈内田百〉立腹帖)
  3. 二つの物事が直接に通じ合うこと。
    1. [初出の実例]「戦争と平和」(出典:<出典>)

すぐ‐どおり‥どほり【直通】

  1. 〘 名詞 〙 立ち寄らないで通り過ぎること。まっすぐに通り過ぎること。すどおり。
    1. [初出の実例]「春風やかすみの関をすくとをり〈清等〉」(出典:俳諧・小町踊(1665)春上)

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