相方(読み)アイカタ

デジタル大辞泉 「相方」の意味・読み・例文・類語

あい‐かた〔あひ‐〕【相方】

一緒に物事をする人。特に、コンビ漫才などでのパートナー相手相棒
(「敵娼」とも書く)遊里で、客から見て相手の遊女
[補説]近年若者中心に、恋人配偶者をこう呼ぶこともある。
[類語]相手相棒仲間パートナー同輩朋輩ほうばい同僚同志同人メート同士常連一味一派徒党味方翰林盟友同腹

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の相方の言及

【合方】より

…日本音楽や舞踊の用語。分野や場合によっては相方とも書く。相手役,相手方をいう場合と,楽曲あるいは楽曲部分の分類名として用いる場合とがある。…

【下座音楽】より

…現行の下座音楽は,黙阿弥時代の音楽演出を伝承したものである。 下座音楽は,大まかに,唄,合方(上方では〈相方〉),鳴物の三つの曲種に大別される。唄は囃子方の長唄連中の唄方,合方は同じく三味線方,鳴物は同じく鳴物の社中(狭義の囃子方)の職分である。…

※「相方」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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