相生[市](読み)あいおい

百科事典マイペディア 「相生[市]」の意味・わかりやすい解説

相生[市]【あいおい】

兵庫県南西部の市。1942年市制。相生湾に臨む中心市街は,1908年播磨船渠会社の創設とともに発展造船関連産業,陸上部門の内燃機関など工業化が進み,造船(石川島播磨重工)を中心に播磨臨海工業地帯の一部をなす。近年構造不況の影響をうけ,西播磨テクノポリスから派生する高度産業の対応をめざす。海岸部は瀬戸内海国立公園に属し,毎年5月に開催されるペーロン祭も有名。山陽本線新幹線山陽自動車道通じ赤穂線が分岐する。90.40km2。3万1158人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android