県会(読み)ケンカイ

デジタル大辞泉 「県会」の意味・読み・例文・類語

けん‐かい〔‐クワイ〕【県会】

県議会」の旧称。昭和22年(1947)地方自治法制定により県議会と改められた。
県議会」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「県会」の意味・読み・例文・類語

けん‐かい‥クヮイ【県会】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 県の政治に関する事項についての議決機関。昭和二二年(一九四七)地方自治法施行以前の称。
    1. [初出の実例]「また同県にては来る三月十五日より県会を開くに付き」(出典:東京日日新聞‐明治一〇年(1877)一月一九日)
  3. けんぎかい(県議会)」の略。

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世界大百科事典(旧版)内の県会の言及

【三新法】より

…1878年公布された明治政府最初の統一的地方制度で,郡区町村編制法,府県会規則,地方税規則の三つからなる。徴兵・教育・地租改正などに反対する農民騒擾(そうじよう),国会開設を求める自由民権運動のめばえという物情騒然たる状況に対処するねらいで,大区・小区制の官僚支配への転換をもたらすために発布された。…

※「県会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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