真情(読み)シンジョウ

デジタル大辞泉 「真情」の意味・読み・例文・類語

しん‐じょう〔‐ジヤウ〕【真情】

うそ偽りのない気持ち。まごころ。「真情を吐露する」「真情があふれた手紙
真実の状態実情。「世の中の真情をかいま見る」
[類語]真心誠意誠心

ま‐じょう〔‐ジヤウ〕【真情】

[名・形動]誠実なこと。堅実なこと。また、そのさま。
しわく心小さく、其れ故―にして仕損じ少なし」〈浮・母親容気〉

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精選版 日本国語大辞典 「真情」の意味・読み・例文・類語

しん‐じょう‥ジャウ【真情】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いつわりのない心。まことの心。まごころ。
    1. [初出の実例]「三十年来胡乱後。方知馬祖示真情」(出典:了幻集(1392頃)適里人回、所賜宝偈并面醤謹以領之、発緘珍誦而霑法味、不為不多、廼賡偈二首)
    2. 「唯一顧盻のみにても、慈愛の真情より出づるものは、他人をして、喜悦歓楽せしむるものなり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一三)
  3. 真実の状態。実際のありさま。実情。真相

ま‐じょう‥ジャウ【真情】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) まごころがこもっていること。誠実で、曲がったところが少しもないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「されはみて ただしゃれたるなり まじゃうになき事也」(出典:匠材集(1597)四)

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普及版 字通 「真情」の読み・字形・画数・意味

【真情】しんじよう

まごころ。

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