真摯(読み)シンシ

デジタル大辞泉 「真摯」の意味・読み・例文・類語

しん‐し【真摯】

[名・形動]まじめで熱心なこと。また、そのさま。「真摯な態度」「真摯に取り組む」
[派生]しんしさ[名]
[類語]誠実篤実忠実至誠信実篤厚大まじめまじめ几帳面生まじめくそまじめ愚直四角四面質実堅実堅気かたぎ実直謹厳生一本一本気勤勉律儀義理堅い義理立て良心的プレーン単純純粋シンプル純然純一至純純乎じゅんこ純正純良単一純化質素簡素つましい地味つづまやかつつましいつつましやか清貧素朴純朴朴訥ぼくとつ質朴真率清楚実体じってい朴直忠実忠実まめまめしいきりきりしゃんきりりきりっと甲斐甲斐しいきびきびてきぱきしゃきしゃきはきはきすいすい忠実まめ忠実まめやか小忠実こまめ手忠実てまめ足忠実あしまめ筆忠実ふでまめ骨身を惜しまずきちんと規則正しい手取り足取りちゃんとしっかりしゃんときちんきちんきっちりかっちりがっちり規則的整然

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精選版 日本国語大辞典 「真摯」の意味・読み・例文・類語

しん‐し【真摯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) まじめでひたむきなこと。一所懸命に物事に取り組むこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「余は唯だ忠厚真摯なる日本の一人民として」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉緒言)
    2. 「沈着な気質、真摯の情」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉四)

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普及版 字通 「真摯」の読み・字形・画数・意味

【真摯】しんし

まじめ。

字通「真」の項目を見る

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