精選版 日本国語大辞典 「知性」の意味・読み・例文・類語
ち‐せい【知性】
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広義では感覚的な知覚作用をも含めた人間の認識能力をさすが、狭義では知情意のうちの知の能力が知性で、感情や意志と違って、事柄を概念によって思考したり認識したりする悟性的な能力をさす。また中世や17、8世紀の西洋哲学では、すべてを一瞬のうちに直覚的に洞察する神の無限的な知性に、概念を用いて比量的にしか事柄を認識できない人間の有限的な知性が対置された。「真理は知性と物との一致である」という中世以来の伝統的な真理規定も、初めは神の知性によって計画され、創造された自然の秩序に、人間の有限的知性が合致することを意味していたが、近世以来人間の知性の側に重心が置かれるようになり、事物は人間知性に合致する限りにおいて真とみなされることになる。なおプラグマティズムのように、人間の知性も動物に備わる知能の延長で、与えられた環境に適応する能力にほかならないという見方もある。
[宇都宮芳明]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…人間に固有の思考力,認識力は一般に〈知性intellect〉ないし〈理性〉と呼ばれ,古来,規則に従って分析し論証する〈悟性understanding〉,原理・始元を直覚・洞察して総観し統括する〈理性reason〉の二面を含むとされる。本能,感覚,記憶,想像,意志とは区別され,また啓示や信仰に対置されてきた。…
※「知性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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