( 1 )①の花は漢詩に詠まれ、また、「あしひきの山さくろ咲くやみねこえし鹿まつ君かは祝ひまつかも」〔古今六帖‐六〕という古歌もあるが、実を詠んだ例は古歌には見えない。
( 2 )①の実は、仏教では鬼子母神の象徴で、その味が人の血の味に似るとされた。また、室町以降寛永頃まで、実の酢が鏡磨ぎに用いられた。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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